10月13日の東京株式市場で、日経平均株価は前場を前日比1,738円53銭安の6万7,292円39銭で終えました(午前11時30分時点)。下げ幅は一時1,972円まで拡大し、6万7,058円56銭を付ける場面もあり、4営業日連続の下落となっています。本記事の数値はすべて前場時点のものです。

急落の背景|米半導体株安の波及と原油高
米国で前日に下落した半導体株安の流れが、東京市場にも波及しました。指数への寄与度が高いアドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループといった銘柄が急落し、日経平均を押し下げる形となっています。
中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇していることも、投資家心理の重しになっています。売りはAI・半導体関連の大型株に集中しており、値がさ株の下げが指数全体の下落をけん引しています。
指数とは対照的|プライム市場の約7割が上昇
指数の大幅安とは対照的に、東証プライム市場の値上がり銘柄数は全体の約7割、1000銘柄を超えています。33業種のうち25業種が上昇し、海運や証券・保険などが堅調に推移しました。
TOPIXは前場を18.90ポイント安の4,085.91ポイントで終えており、日経平均に比べれば下げは小幅にとどまっています。売りは値がさ大型株中心であり、市場全体に売りが広がっているわけではないことがうかがえます。

午後の取引の注目点
前場時点では「半導体株の売り」と「内需株の底堅さ」が併存する、二極化の展開になっています。午後の取引では、為替の動きやアジア市場の動向が相場の手がかりになりそうです。
また、海外投資家の動きや半導体関連の続報によっては、指数の下げ幅が縮小する可能性もあります。値がさ株の売り一巡後、内需株の上昇が相場全体を下支えできるかがポイントになりそうです。

まとめ
日経平均は前場で1,700円を超える大幅下落となり、4日続落となりました。米半導体株安の波及と原油高が重なり、AI・半導体関連の大型株に売りが集中しています。一方でプライム市場の約7割が上昇しており、市場全体が売りに傾いているわけではありません。午後の取引動向も含め、市場の動きを追っていきましょう。関連記事はぜひブックマークして、家族や友人とも共有してください。

