31日のハロウィーンは、6年ぶりに土曜日にあたる。当日が土曜ということで例年より人出の増加が見込まれることから、東京・渋谷区では30日朝から安全対策が始まっている。「ハチ公像」は人が滞留し混雑することを防ぐため、幕で覆われ封鎖された。
ハチ公像は11月1日朝まで観覧できず
30日午前6時ごろ、作業員がハチ公像の周りに鉄柵を設置し、カーテンで覆った。像は11月1日朝まで封鎖され、この期間は近くで見ることができない。設置・撤去の時刻は当日の状況によって変わる可能性がある。
渋谷区は10月21日、ハチ公像周辺の仮囲い設置について正式に発表していた。混雑による事故や混乱の防止を図る狙いだ。
180人規模の警備員、車両通行止めも
渋谷区では30日夜から安全対策として駅周辺に約180人の警備員が配置されるほか、区の職員が巡回し、路上での飲酒や喫煙、ごみのポイ捨てをしないよう呼びかける。
交通規制も実施される。警視庁は30日・31日の各16時から翌早朝まで、スクランブル交差点から宮益坂下の交差点までの間などで車両を通行止めにする予定。駅周辺のパーキングメーターは終日休止となる。状況に応じて道玄坂や井の頭通り、文化村通りなどでも検問や規制が行われる可能性がある。
さらに、一部のエリアでは電動キックボードの利用も制限される。

「GOODBYE BAD HALLOWEEN」、路上飲酒は年間通じて規制
渋谷区は9月30日、今年のハロウィン対策としてスローガン「GOODBYE BAD HALLOWEEN」を発表。長谷部健区長は9月の記者会見で、路上で仮装して写真を撮る行為や、ごみを放置する行為が周囲への迷惑になり得ると問題提起した。
渋谷駅周辺の指定区域では条例により、年間を通じて18時から翌朝5時までの路上飲酒が禁止されている。31日の同じ時間帯には、禁止エリア付近のコンビニや小売店などに酒類の販売自粛も要請されている。10月30日早朝から11月1日早朝には渋谷駅前・宮益坂下の喫煙所も閉鎖される。
新宿区も歌舞伎町などでの路上飲酒を規制するなど、都内の主要繁華街で対策が進んでいる。
なぜ今これが重要なのか
近年、渋谷のハロウィーンは「迷惑イベント」とのイメージが強まり、区は対策を強化してきた。6年ぶりの土曜日当日という条件が重なり、今年は人出が例年以上に膨らむ可能性がある。ハロウィーンを楽しむ予定の人は、交通規制や規制エリアの最新情報を警視庁や渋谷区の発表で確認してほしい。

