ことしの「新語・流行語大賞」の候補となるノミネート語30が、11月5日に発表された。「AI暴走」や「酷暑日」、「りくりゅう」など、今年話題となった30のことばが選ばれた。トップ10の発表は12月1日に行われる。ノミネートされた30語の一覧と、今年の傾向を解説する。

ノミネート30語の一覧(50音順)
「現代用語の基礎知識」選「2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート語30は次の通りだ。青切符、あかり、信じてるからな、AI暴走、キオクシア、ギルティ、警戒レベル5、言語化、声の権利、酷暑日、消費税1%、好きすぎて滅!、スクイーズ、スマホ農場、setlog(セットログ)、だけ弁当、ちいかわ(現象)、データセンター、ドパガキ、ナフサ、なんとかなれーッ、NISA貧乏、パンチくん、ピックルボール、フィジカルAI、フレネミー、ホビ垢、ボンボンドロップシール(ボンドロ)、モナキ、夜の踊り子、りくりゅう——の30語だ。
注目ワードを解説——りくりゅう、酷暑日、AI暴走
注目されるのは、ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート・ペアで大逆転の金メダルを獲得した三浦璃来選手と木原龍一選手のペアを指す「りくりゅう」だ。「酷暑日」は、気象庁が今年4月に発表した、最高気温40℃以上の日の名称で、ことしの夏に40℃以上を記録したのは延べ36地点と過去最多だった。「AI暴走」は、AIが暴走して自律的に攻撃を仕掛ける例が相次いだことから選ばれた。「消費税1%」は、飲食料品の消費税率を2年間1%に引き下げる消費税減税法案をめぐる議論を反映した言葉だ。「ちいかわ(現象)」や「ボンボンドロップシール(ボンドロ)」、「ドパガキ」、「パンチくん」など、SNSや若者の間で広がった言葉も並んだ。

今年の傾向——明るい話題は少なく、不安を映す言葉が目立つ
今年はミラノ・コルティナ五輪やWBC、サッカー北中米ワールドカップ、アジア大会とスポーツイベントが相次いだ年だった。選考側は明るい話題や印象的な発言に期待していたものの、スポーツ関連で候補に入ったのは「りくりゅう」のみだった。一方で、物価高、イラン戦争、異常気象、AI暴走、不正アクセスなど、不安をあおるような言葉が多くみられた。ノミネート語30は、明るい話題よりも、社会の不安や変化を映し出す言葉が目立つ顔ぶれとなった。
トップ10の発表は12月1日
ノミネート語30の中から選ばれるトップ10は、12月1日午後2時に発表される。同日午後2時から東京會舘で表彰式が開催される予定だ。どの言葉が今年の大賞に選ばれるのか、発表に注目が集まる。
まとめ
2026年の新語・流行語大賞のノミネート30語が発表され、「AI暴走」「酷暑日」「りくりゅう」などが選ばれた。スポーツイベントが多かった年にもかかわらず、明るい話題は少なく、社会の不安を映す言葉が目立つ結果となった。トップ10の発表は12月1日で、今年を象徴する言葉が何になるのか注目される。
関連記事
(出典:NHK、ORICON NEWS、スポーツ報知の報道をもとに編集部が解説。出典リンク:NHK、ORICON NEWS、スポーツ報知)

