ドコモで通信障害と最大約30万件の情報流出——5G SAが全国で利用しづらく、My docomoも停止

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NTTドコモで11月5日、携帯電話サービスが全国で利用しづらくなる通信障害が発生した。さらに同日夜、外部からの不正アクセスにより、氏名や住所、電話番号など最大約30万件の顧客情報が流出したことも明らかになった。オンライン手続きの「My docomo」や「ドコモオンラインショップ」も停止が続いている。何が起きたのか、原因と対処法を整理する。

ドコモの通信障害と情報流出を伝えるイメージ

何が起きたのか——2つのトラブルを整理

この日ドコモで起きたのは、大きく分けて2つのトラブルだ。1つ目は、11月4日に確認された「ドコモオンラインショップ」と「My docomo」への外部からの不正アクセスだ。ドコモは11月5日午前1時5分ごろから両サービスを緊急メンテナンスのため停止し、各種手続きができない状態が続いている。2つ目は、5日午前11時18分ごろから始まった携帯電話サービスの通信障害で、5G SA(スタンドアローン)サービスの契約者で、音声通話やデータ通信、SMSが全国で利用しづらい状況になった。

5G SAの通信障害——対象と影響範囲

通信障害の対象は、5G SAサービスを契約しているユーザーに限られる。ドコモは5日午後2時時点の第3報で、ドコモ回線を利用するMVNO(格安SIMなど)には影響がなく、5G SA以外の5Gや4Gの利用者にも影響はないと明らかにした。緊急通報(110番・119番)にも影響はないとしている。発生から時間がたっても復旧の見通しは示されておらず、原因は調査中だ。ドコモは対処法として、スマートフォンのネットワーク設定を「4G」に固定して再起動するか、機内モードをいったんオンにしてからオフにすると、通話やデータ通信、SMSが使える場合があると案内している。

最大約30万件の情報流出——何が漏れたのか

さらに5日18時30分の第2報で、緊急メンテナンスの前に行われた不正アクセスにより、一部の顧客情報が流出していたことが確認された。対象は最大で約30万件に上り、流出した情報には氏名、住所、生年月日、携帯電話番号、連絡先電話番号などが含まれる。どの顧客の情報が、どこまで流出したのかは調査中で、判明しだい対象者に連絡するとしている。パスワードやクレジットカード情報が流出したかどうかは明らかにされていない。ドコモは、流出した情報を悪用した不審なメールやSMS、電話が届く可能性があるとして、身に覚えのない連絡には注意するよう呼びかけている。

ドコモの5G SA通信障害と情報流出の影響を伝えるイメージ

2つのトラブルは関係あるのか

通信障害と不正アクセスの関係について、ドコモは5日16時時点の発表で「現時点までの調査では、事象発生前後を含め、不正アクセスの形跡やサイバー攻撃を示す事象は確認されておりません」と説明している。つまり、現時点では5G SAの通信障害がサイバー攻撃によるものだとは確認されていない。ただ、2つのトラブルの原因や侵入経路はいずれも調査中で、詳細は今後の発表を待つ必要がある。

まとめ

ドコモでは11月5日、5G SAの全国的な通信障害と、最大約30万件の顧客情報の流出という2つのトラブルが同時に起きた。通信障害は5G SA契約者に限られ、4Gへの切り替えで使える場合がある。情報流出については、対象者に不審な連絡が届くおそれがあり、注意が必要だ。オンラインサービスの復旧時期も含め、今後のドコモの発表に注目が集まる。

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(出典:NTTドコモの発表、NHK、日本経済新聞の報道をもとに編集部が解説。出典リンク:日本経済新聞、Impress Watch、ITmedia Mobile)

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