大相撲九州場所の幕内初日は8日、福岡国際センターで行われ、波乱の幕開けとなった。2場所連続優勝を狙う横綱・大の里が小結・義ノ富士に敗れて黒星発進。一方、3場所連続休場から復帰した横綱・豊昇龍は新小結・美ノ海を押し出して白星を挙げた。大関陣は1勝2敗と苦しいスタートとなった。

大の里、義ノ富士の突き落としに屈する——物言いも軍配通り
大の里は小結・義ノ富士の強い当たりを受け止め、一気に前に出たが、土俵際で突き落としを喫した。同体ではないかと物言いがついたが、大の里が手をつくのが早かったとされ、軍配通り義ノ富士の勝ちとなった。2場所連続で7度目の優勝を狙う大の里にとって、痛い初日の黒星となった。
豊昇龍、復帰戦を白星で飾る——美ノ海を押し出し
2場所ぶりの出場となった豊昇龍は、小結・美ノ海を押し出しで破った。立ち合いで左前まわしを取られそうになり、さらに喉輪で攻められる苦しい場面もあったが、土俵際で踏ん張って押し返すと、土俵中央でいなして体を後ろ向きにさせ、押し出した。本場所での白星は7月の名古屋場所11日目以来。NHKで解説を務めた舞の海秀平氏は「まだ心配ですね。元気な時よりも踏み込みが弱い」と指摘し、琴風浩一氏も「危なかったですよ。動きは硬かった」と語った。それでも復帰場所の初日を白星で飾り、横綱昇進後10場所で優勝がない豊昇龍にとって大きな一勝となった。

大関陣は1勝2敗——霧島だけ白星、琴桜と安青錦は黒星
3大関は初日1勝2敗だった。霧島は宇良を圧倒して押し倒し、快勝した。一方、琴桜は前頭筆頭の藤凌駕に低く当たられて引いてしまい、押し出された。安青錦は朝乃山の圧力に屈し、寄り倒された。関脇では、大関昇進の足場固めを狙う藤ノ川が藤青雲に寄り切られて黒星スタート。もう一人の関脇・熱海富士は高安を送り出して白星発進を決めた。
新入幕3人が3連勝——中入り後の注目対決
新入幕と再入幕の対決となった中入り後の3番では、新入幕の3人が3連勝を飾った。今年最後の本場所は、初日から波乱含みの展開となり、優勝争いの行方にも注目が集まる。
まとめ
大相撲九州場所の幕内初日は、横綱・大の里の黒星、豊昇龍の復帰白星、大関陣の1勝2敗と波乱の幕開けとなった。十両では若隆景が左脚切断の危機を乗り越えて復帰白星を挙げており、今年最後の本場所は初日から大きな話題に包まれている。
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出典:スポニチアネックス、産経ニュース、デイリースポーツの報道をもとに編集部が解説。出典リンク:スポニチアネックス、産経ニュース、デイリースポーツ

