トヨタ新型ルーミーが一部改良で進化!価格183万円から、安全装備と新カスタム仕様を解説

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トヨタは2026年8月31日、コンパクトトールワゴン「ルーミー」の一部改良モデルを発表し、同日から販売を開始しました(くるまのニュース)。デビューから10年目を迎えるロングセラーモデルが、安全性能、快適装備、デザインのすべての面でブラッシュアップされています。価格は183万400円(X・2WD)から234万6300円(カスタムG・4WD)です。今回の改良で何が変わったのか、見どころを整理します。

最大のトピックは安全性能の底上げ

今回の一部改良で最も大きな変化は、安全装備の充実です。

まず、運転席・助手席のSRSサイドエアバッグと、前後席をカバーするSRSカーテンシールドエアバッグが、全グレードで標準装備となりました。エントリーグレードの「X」から最上級グレードまで、分け隔てなく高い衝突安全性能が確保されたことになります。

予防安全機能「スマートアシスト」も進化しました。交差点の右折時に直進してくる対向車を検知する機能や、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者を検知する機能が新たに追加されています。日常の市街地走行で最もヒヤリとする場面に対応したもので、ファミリー層が多いルーミーのユーザーにはうれしい改良です。

これらの安全装備の標準化は、価格帯の低いグレードを選んでも安全性が確保されるという点で意義があります。家族を乗せるクルマを選ぶうえで、「安いグレードだから安全面は我慢」という妥協が不要になったわけです。

使い勝手と上質感を底上げした装備の充実

室内の利便性や質感についても、細やかなアップデートが施されています。

エントリーグレードの「X」には、運転席アームレスト、運転席シート上下アジャスター、助手席シートアンダートレーが新たに採用されました。ドライバーの体格に合わせたドライビングポジションの調整がしやすくなり、小物の収納力も向上しています。同グレードには、視認性に優れた2眼式のオプティトロンメーターとTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイも新設され、メーター周りの上質感も引き上げられました。

「G-T」および「G」グレードには、多くのユーザーから要望が寄せられていた電動パーキングブレーキとブレーキホールドがオプション設定されました。あわせて、停止保持機能を持った全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)も選べるようになり、渋滞時や長距離ドライブでの疲労軽減に寄与します。

さらに、「X」を除く全車で「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」が用意されたほか、全車に9インチディスプレイオーディオやHDMI入力端子、通信・充電用USB端子(Type-A)をまとめた「ディスプレイオーディオパッケージ」が設定されました。車内でのエンターテインメントやスマートフォン連携の環境も整っています。

新色3色と、注目の「アナザースタイルパッケージ」

エクステリアの選択肢も広がりました。新色として「グレイッシュオリーブメタリック」「イエローイッシュブラッククリスタルマイカ」「シャイニングホワイトパール」の3色が追加されています。グレイッシュオリーブメタリックは全車の標準色として設定され、落ち着いた印象を与えます。カスタムモデル(カスタムG-T、カスタムG)には、ブラックマイカメタリックと新色を組み合わせたツートーンカラーも用意されています。

そして今回の改良で最も話題を集めているのが、新設の「アナザースタイルパッケージ」です。これは、メーカーオプションと販売店装着オプションを組み合わせることで、内外装を好みのスタイルにカスタマイズできるというもの。

たとえば、メーカーオプションの「スタイルセレクトパッケージ」(メッキアウトサイドドアハンドルや、レザー調×ファブリックのシート表皮など)に、販売店オプションのフロントバンパーガーニッシュやリヤバンパースポイラーを組み合わせることで、「他にはない自分だけの一台」に仕上げられます。軽自動車に迫る使い勝手でありながら、上級モデルに負けない個性を演出できる点が、若いファミリー層を中心に支持を集めそうです。

スペックと価格、10年目ロングセラーの強み

ルーミーは2016年11月のデビュー以来、10年目に突入したロングセラーモデルです。ダイハツ「トール」のOEMモデルであり、以前はデザインの異なる兄弟車「タンク」も展開されていましたが、2020年の販売終了に伴い、現在はルーミーに一本化されています。

ボディサイズは全長3700〜3705mm×全幅1670mm×全高1735mm。5ナンバーサイズに収まるコンパクトなボディでありながら、大人5人が乗車できる広い室内空間を実現しています。特に後席の足元スペースにはゆとりがあり、スライドドアと組み合わせてファミリーユースに最適な一台です。

パワートレインは、最高出力69馬力の1リッター直列3気筒自然吸気エンジンと、最高出力98馬力の1リッターターボエンジンの2種類。いずれもダイハツ製で、トランスミッションにはCVTが組み合わされています。

価格(消費税込)は183万400円から234万6300円まで。安全装備の標準化や装備の充実を考えれば、コストパフォーマンスの高さは健在です。

まとめ:熟成された「ちょうどいい」一台

デビューから10年。ルーミーはフルモデルチェンジではなく一部改良で商品力を高め続ける、成熟したモデルになりました。今回の改良で安全装備が全車標準化され、カスタムの選択肢も広がったことで、「ちょうどいいサイズで、ちょうどいい価格」のコンパクトトールワゴンとしての魅力はさらに増しています。

購入を検討している方は、まずはお近くのトヨタ販売店で実車を確認し、試乗してみることをおすすめします。気になった方はこの記事をシェアして、ご家族やパートナーと一緒に相談してみてください。

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