高市首相、G7オンライン会議欠席は「事務的準備整わず」 参院予算委で釈明

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高市早苗首相は16日の参院予算委員会で、2日に開かれた主要7カ国(G7)のオンライン首脳会議を欠席し、外務省幹部に代理出席させた理由について説明しました。「当日の直前に開催時間が確定し、事務的な準備が整わないということだった」と述べ、自民党幹部との会合の影響を否定しました。毎日新聞や日本経済新聞などが報じました。

「業者を呼ぶ時間も間に合わない」

首相は欠席の経緯について「必要であれば出るといっていたが、アメリカとヨーロッパの問題で『代理出席でよし』という話を受けた」と説明しました。首相官邸でオンライン会議はできるものの、「回線の接続設定のために業者を呼ばなければならない。時間が間に合わないということもあった」と明かしました。この時間帯は所信表明演説の原稿を執筆していたといいます。会議の議題は欧米間のディーゼル価格などへの対応だったとし、欠席には「外務省の判断もあった」と述べました。2日の会議は「シェルパ」と呼ばれる補佐役の遠藤和也外務審議官が代理出席しました。

野党から「世界の端っこ」と追及

立憲民主党の辻元清美氏は、首相が会議前に麻生太郎副総裁ら自民党幹部と官邸で夕食をとっていたことを指摘し、「首相自らの判断で世界の端っこに追いやられるんじゃないか」とただしました。これに対し首相は「会議の出欠とは関係ない。会議に出席できなかったことは大変残念に思う」と反論しました。外務省の股野元貞経済局長は、G7オンライン首脳会議が2023年に2回、2024年に4回、2025年に1回あり、いずれも日本からは首相が出席していたと答弁。過去の慣例と異なる対応として野党から懸念の声が上がりました。

危機管理能力も問われる

この日の参院予算委員会では、道路予算をめぐる発言で事実上更迭した簗和生前農相の問題についても追及があり、首相は「大臣の任命責任は私にある」と陳謝しています。危機管理能力を問われた首相は「24時間、常に公用スマホをそばに置いて、最大音量にして夜も横になっている」と語り、少数与党の参院で守勢に回る場面が目立ちました。

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