パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦が10月14日(水)、みずほPayPayドーム福岡で行われ、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズを6-4で下しました。2点ビハインドの4回に相手の守備の乱れを突き、打者10人の猛攻で一挙5得点を挙げて逆転勝ちを収めました。アドバンテージの2勝を含めた対戦成績は3勝0敗となり、日本シリーズ進出にあと2勝としました。

先発はモイネロと山崎福也、エース級の投げ合い
エース級の投げ合いが予想された第1戦は、両先発がともに早期降板となる荒れた展開となりました。ソフトバンクの先発・モイネロは2回2/3を投げ、6安打3失点で降板。日本ハムの先発・山崎福也も4回途中、73球、4安打5失点でマウンドを降りました(スポーツ報知)。
試合の分かれ目となったのは4回裏。2点を追うソフトバンクは1死満塁の好機を作ると、柳町の一ゴロを一塁手・柴田が本塁へ悪送球し1点を返します。続く庄子雄大の右前適時打で同点に追いつくと、1番・正木智也の左飛を左翼手・郡司裕也がまさかの落球。勝ち越しに成功すると、周東佑京の犠飛、近藤健介の左翼フェンス直撃の適時二塁打で、この回打者10人の猛攻、一挙5得点を挙げました(デイリースポーツ、サンスポ)。
投げては、2番手で登板したドラフト3位ルーキー・鈴木豪太が1回1/3を無失点に抑える好救援で、CS初登板初勝利をマーク。継投策で逃げ切りました(日刊スポーツ)。
日本ハムは2回に山県の遊ゴロで同点に追いつき、3回に柴田の犠飛と水野の押し出し四球で3-1とリードを奪うと、7回には郡司の左越えソロで2点差に詰め寄りましたが、反撃は及びませんでした。今季12球団最多の88失策という守備の課題が、大一番でも浮き彫りとなる一戦でした。
実質2勝のアドバンテージ、5戦先勝の7試合制
パ・リーグのファイナルステージは5戦先勝の7試合制で行われます。リーグ1位のソフトバンクには、まず1勝のアドバンテージが与えられます。さらにソフトバンクは、対戦相手に10ゲーム差以上をつけてシーズンを終えたため、もう1勝が追加され、実質2勝のアドバンテージを持ってスタートします。
これは極めて大きなアドバンテージです。第1戦の勝利で対戦成績は3勝0敗となり、ソフトバンクはあと2勝で日本シリーズ進出が決まる一方、日本ハムは5勝が必要となります。日本ハムにとっては、初戦から一戦も落とせない厳しい戦いが続きます。2勝の重みが、両チームの戦い方に大きな影響を与えそうです。

ソフトバンクは3連覇の王者、2年連続の日本一を目指す
ソフトバンクはパ・リーグ3連覇(3年連続優勝)を果たした1位チームです。目標は2年連続の日本一であり、盤石の戦力でファイナルステージに臨みます。レギュラーシーズンの圧倒的な強さが、そのまま短期決戦でも発揮されるかが注目されます。
一方の日本ハムは、3位からファーストステージを勝ち上がってきました。下位からの勝ち上がりで得た勢いと、一体感がチームの武器です。実質2勝のビハインドを背負いながらも、短期決戦の面白さは「何が起こるか分からない」ことにあります。王者に一泡吹かせられるかが、シリーズ最大の見どころとなりそうです。
TOKYO MXが生中継、第1戦は17時59分から
ファイナルステージの模様は、TOKYO MXが全試合を生中継します。第1戦は本日17時59分からの放送予定です。球場に足を運べないファンも、テレビの前でシリーズの行方を見守ることができます。

2勝の壁を越えられるか、今夜の第1戦に注目
ソフトバンクが初戦を逆転勝ちで制し、対戦成績は3勝0敗。3年連続の日本シリーズ進出にあと2勝と迫りました。日本ハムはあと5勝が必要な崖っぷちの戦いとなりますが、新庄剛志監督が「決まるまでは諦めることはない。最後まで、最後の一球までいきますよ」と語った通り(デイリースポーツ)、諦めない戦いが期待されます。第2戦は明日10月15日(木)、再びみずほPayPayドームで行われます。ご家族や友人と応援するチームを決めて観戦すれば、CSの熱気はさらに高まります。第2戦もぜひお見逃しなく。

