阪神・佐藤輝明がポスティングで大リーグ移籍へ 球団が容認、三冠王がメジャーに挑戦

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プロ野球の阪神は19日、今季セ・リーグの三冠王に輝いた佐藤輝明内野手(27)について、今オフにポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を認めると発表しました。NHKや朝日新聞、産経新聞などが伝えました。球団によるポスティング容認は4人目で、野手としては球団史上初めてとなります。

球団本部長「重く、かなり難しい決断」

兵庫県西宮市の球団事務所で会見した嶌村聡球団本部長は「来季からの挑戦を後押しする。球団にとって非常に重く、かなり難しい決断であったということをお伝えさせていただく」と述べたと、産経新聞は報じています。また「様々な視点から考えに考えた。みなさま方に後押ししてもらえる状況や環境であるかが、一定の水準にまで届いたと捉え、総合的な決断をした」とも語りました。佐藤は「自分の思いを尊重していただいた球団に感謝しています。チームメートと過ごした日々は本当に楽しかったですし、ファンのみなさまの温かいご声援にも心から感謝しています」と球団を通じてコメントしています。

三冠王と球団史上初のリーグ連覇の立役者

佐藤は兵庫・仁川学院高から近大を経て、2020年秋のドラフト会議で1位指名を受けて阪神に入団しました。地元出身の生え抜き選手として1年目から活躍し、今季は全143試合に出場して打率3割6厘、39本塁打、106打点の成績を残しました。プロ野球史上9人目、阪神では85、86年のバース以来40年ぶりの三冠王に輝き、球団初のリーグ連覇に大きく貢献しました。入団からの6年間で3度のリーグ優勝の原動力となり、2023年には日本シリーズ制覇も果たしています。

大リーグ挑戦への長い道のり

佐藤は2024年オフに将来的な大リーグ挑戦の意向を表明しました。2025年オフはポスティングを利用する時期をめぐって交渉が長期化し、年が明けた春季キャンプ直前の1月30日に4億5000万円プラス出来高の総額5億円で契約がまとまりました。当時は「お互い納得するのに想定より時間がかかった」「近いうちには(大リーグに)行きたいと思っている」と話していました。過去、阪神では06年オフの井川慶、22年オフの藤浪晋太郎、24年オフの青柳晃洋が投手として同システムで渡米しており、野手では初の適用です。大リーグ機構へのポスティング申請は11月1日に解禁されると産経新聞は伝えています。

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