スペイン高速列車事故、死者69人全員の身元特定——日本人2人の死亡確認、10月28日の追突事故から

スペイン高速列車事故、死者69人全員の身元特定——日本人2人の死亡確認、10月28日の追突事故から

スペイン中部で10月28日に起きた高速列車の追突事故で、地元当局は死亡した69人全員の身元の特定を完了し、その中に日本人2人が含まれると発表した。NHKが11月3日に伝えた。事故から6日、犠牲者全員の身元が明らかになったことで、遺族への連絡や今後の調査が次の段階に入る。

High-speed trains at a European station platform

事故の経緯——停止中の列車に後続列車が追突

事故は10月28日午前(日本時間同日午後)、スペイン中部トレド県ウルダで起きた。首都マドリードと南部セビリアを結ぶ高速鉄道の路線で、停止していた列車に後続の列車が追突した。2本の列車には合わせて540人以上が乗っており、69人が死亡し、180人以上がけがをしたと報じられている。

身元特定の内訳——外国人は15人

地元当局によると、指紋やDNAによる検査で、死亡した69人全員の身元特定が2日までに完了した。犠牲者は全員成人で、男性40人、女性29人だった。国籍の内訳は、スペイン人が54人、外国人が15人で、外国人の内訳はアメリカ4人、日本2人、オーストラリア2人、アルゼンチン、カナダ、チェコ、フランス、メキシコ、ポルトガル、チュニジアが各1人だった。当局は関連する領事館に通知したとしている。

日本人2人の確認までの経緯

事故発生直後、スペイン政府から日本政府に対し、追突した側の列車の乗客名簿に日本人2人の名前が載っているとの連絡があり、外務省などが安否確認を進めていた。1人の身元はそれまでに特定されており、2日になって新たにもう1人の日本人の死亡が確認されたことで、日本人の犠牲者は2人となった。報道では、犠牲者の名前は公表されていないと伝えられている。

今後の調査と復旧

現地メディアによると、事故に関わった車両はすべて線路から撤去されており、今後は列車の詳細な調査と現場の復旧が進められる見通しだ。なぜ停止中の列車に後続列車が追突したのか、信号や運行管理に問題がなかったかなど、事故原因については調査の結果を待たなければならず、現時点で断定することはできない。

Panorama of Madrid, Spain

まとめ

スペインの高速列車追突事故では、死者69人全員の身元が特定され、その中に日本人2人が含まれていることが確認された。犠牲者はスペイン人を中心に11か国・地域に及ぶ。事故原因の解明と再発防止に向けた調査の進展が、今後の焦点になる。

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(出典:NHKニュース、共同通信、産経ニュースなどの報道とスペイン当局の発表をもとに編集部が解説)

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