アメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第1戦が10月12日(現地時間)、トロピカーナ・フィールドで行われ、クリーブランド・ガーディアンズがタンパベイ・レイズに7対3で勝利。シリーズ先勝を飾りました。
主役は24歳の若武者、チェイス・デローター選手。3安打の活躍に加え、6回に先頭打者本塁打を放って反撃の口火を切りました。ラミレス選手も3安打と続き、ガーディアンズの打線が躍動しています。

デローター、反撃の一発でエースの連続無失点を止める
試合はレイズが先行する展開でしたが、6回にデローター選手が魅せます。先頭打者として打席に入ると、ポストシーズンで無失点を続けていたレイズのエース、ラスムッセン投手から本塁打を放ち、連続無失点記録をストップ。チームに反撃の勢いをもたらしました。
この一発をきっかけにガーディアンズ打線は加速。7対3と逆転し、第1戦をものにしました。デローター選手はこの日3安打の大当たり。若さあふれるプレーが、シリーズの初戦を決定づけました。
史上6人目の「ポストシーズンでMLBデビュー」から1年
デローター選手は2022年ドラフトで全体16位指名を受けた外野手。2025年10月1日のア・リーグワイルドカード第2戦では、ポストシーズン史上6人目となる「MLBデビュー」を果たし、話題になりました。
今シーズンは開幕戦で2本塁打を放つと、開幕3試合で4本塁打。これはトレバー・ストーリー選手以来、史上2人目の快挙です。シーズン打率は.287、16本塁打と1年目ながら堂々の成績を残し、一躍チームの主軸に成長しました。

ガーディアンズ、ポストシーズン4連勝の勢い
チームの勢いも止まりません。ガーディアンズはポストシーズン4連勝と波に乗っています。ア・リーグ地区シリーズではシカゴ・ホワイトソックスに0勝2敗と追い込まれながら、そこから3連勝で逆転突破。史上11球団目となる快挙を成し遂げました。
ALCSへの出場は2016年以来。10年ぶりのリーグ優勝まであと3勝です。若手とベテランが噛み合い、チームとして一つの山を越えた勢いが今のガーディアンズにはあります。

第2戦以降の注目点
第2戦は10月13日(現地時間)に同じくトロピカーナ・フィールドで開催されます。レイズはエースを打たれたショックを払拭できるか。ガーディアンズはデローター選手をはじめとする若手の勢いを維持できるかが鍵になります。
デローター選手の「ポストシーズン男」としての物語はまだ始まったばかり。10年ぶりのALCSで、24歳の若武者がどこまでチームを引っ張れるか。第2戦の打席にもぜひ注目してください。

