デジタル庁は20日、「Androidのマイナンバーカード」のサービスを開始しました。Android 12以降のスマートフォンで利用でき、これまで利用可能だった行政手続きのオンライン申請などに加え、対面での本人確認や年齢確認などもできるようになりました。産経新聞などが報じています。
対面の本人確認がスマホで
これまでAndroid端末で使えたのは、スマホ用電子証明書によるオンライン申請やマイナ保険証などの機能に限られていていました。今回加わった「属性証明機能(カード代替電磁的記録)」により、マイナンバーカードに記録された氏名や生年月日などがスマホに入り、本物で本人のものだと確かめられる形で提示できるようになります。利用はGoogle ウォレットにマイナンバーカードを追加して行い、金融機関での口座開設時や携帯電話契約時の本人確認、酒やたばこを買うときの年齢確認などが順次可能になるとしています。デジタル庁によると、アンドロイド端末で電子証明書搭載サービスを利用中の人は9月末時点で約102万人に上ります。
利用条件と対応機種の注意点
属性証明機能を利用するには、セキュリティチップ「StrongBox」に対応するなど一定の基準を満たす機種が必要で、対応機種は限定的です。機能が限定される機種では、バーチャルカードの券面に機能制限のあるカードである旨が明記されます。また、NFCカードリーダーにかざして使う場合、Androidでは従来通り利用者証明用電子証明書の4桁暗証番号の入力が必要で、iPhoneのような生体認証との操作方法の違いは当面残ります。iPhoneでは2025年6月から同様の機能がすでに導入されています。古川俊治デジタル相は20日の記者会見で「利便性が格段に向上するのでぜひ活用してほしい」と述べました。

