バイエルン、史上最速ゴール献上でアウグスブルクと2-2ドロー 伊藤洋輝はベンチ入り

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ドイツ・ブンデスリーガ第5節、アウグスブルク対バイエルン・ミュンヘンが10月10日にWWKアレーナで行われ、2-2の引き分けに終わりました(日本時間11日未明に終了)。試合はバイエルンのキックオフからわずか8.4秒で先制ゴールを献上するという衝撃的な幕開けとなり、ブンデスリーガ史上最速ゴールとして記録に残ることになりました。バイエルンは2度ビハインドを背負いながらも追いつき、無敗を維持しましたが、首位のボルシア・ドルトムントとの勝点差を詰めることはできませんでした。

開始8.4秒、史上最速ゴールの瞬間

試合はバイエルンのキックオフで始まりました。ルイス・ディアスがボールをバックパスでGKのマヌエル・ノイアーに戻すと、ノイアーは相手選手をかわそうとチップキックを選択。しかし、これが失敗してアウグスブルクのロビン・フェルハウアーにボールを奪われると、そのまま無人のゴールに流し込まれてしまいました。

リーグの公式記録によれば、ボールがゴールラインを割ったのはキックオフから8.4秒後。これまでの記録は9秒で、フォルラントとベララビが保持していました。63年のリーグの歴史で、初めて「10秒切り」のゴールが生まれたことになります(Reuters、theScoreの報道より)。

興味深いのは、従来の記録保持者だったフォルラント(2015年)とベララビ(2014年)の両方のゴールも、ノイアーが守るゴールを破ったものだったという点です。史上最速クラスの3つのゴールすべてをノイアーが献上したことになります(米Sports Moleが指摘しています)。

前半:押し込むバイエルン、ケインはクロスバー

失点後のバイエルンはボールを支配し続け、アウグスブルクを押し込みました。前半終了間際にはハリー・ケインのシュートがクロスバーを叩く場面もあり、同点まであと一歩に迫ります。アウグスブルクもコーナーキックから追加点のチャンスをつくりましたが、スコアは1-0のままハーフタイムを迎えました。

後半:打ち合いの末に2-2

後半に入るとバイエルンの攻撃が実を結びます。55分、サイバリがケインのパスを受けてゴール左下に流し込み、ついに同点。しかし喜びもつかの間、9分後の64分にアウグスブルクが再びリードします。ブラッケルマンのシュートをノイアーが弾いたこぼれ球をロドリゴ・リベイロが押し込みました。

バイエルンはその後も攻め続け、ルイス・ディアスが2度ネットを揺らしましたが、いずれもVARの判定でオフサイドにより得点が取り消されました。それでも80分、ケインの折り返しをナサニエル・ブラウンが押し込んで再び同点。終盤にはグナブリーのシュートがポストを叩く場面もありましたが、そのまま2-2でタイムアップとなりました。

首位浮上のチャンスを逃す

この試合は、前日の金曜日に首位ドルトムントがブレーメンと引き分けていたため、バイエルンが勝てば首位に立つ絶好のチャンスでした。しかし引き分けに終わり、ドルトムントの勝点13に対しバイエルンは勝点11で2位にとどまることになりました(CNAの報道より)。

今季ここまで5試合で2度目の取りこぼしであり、開幕後のシャルケ戦の引き分けに続くものとなります(USA Today)。コンパニ監督は試合前、このアウグスブルク戦を「最優先の試合(priority game)」と位置づけていました。その理由は、バイエルンが直近のリーグ戦で喫した唯一の敗戦が1月のアウグスブルク戦だったからです(Reuters)。因縁の相手にアウェーで勝ちきれなかったことは、タイトルレースに向けて大きな痛手となりました。

日本代表DF・伊藤洋輝はベンチ入り

この試合では、日本代表DFの伊藤洋輝がバイエルンのベンチ入りを果たしました(sportradar、theScoreの出場メンバーより)。伊藤は今季リーグ戦でまだ出場機会がありませんが、この日は交代要員としてベンチに名を連ね、過密日程が続くチームの中で出番をうかがいました。日本代表としてもキリンカップに出場した実績を持つ伊藤だけに、今後の出場機会の獲得が期待されます。

連戦が続くバイエルンに注目を

記録的な失点から2度の追撃を見せた粘りはありましたが、首位奪取のチャンスは逃したバイエルン。ノイアーのミスが話題の中心となりましたが、試合全体を見れば勝ち切れなかったのはチーム全体の課題でもあります。次は10月13日のチャンピオンズリーグ・ヴァイキング戦、続いて17日のリーグ戦RBライプツィヒ戦、21日のアーセナル戦と連戦が続きます(sportradarのスケジュールより)。伊藤洋輝の出場にも注目しながら、次の試合をぜひチェックしてみてください。

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