イングランド・プレミアリーグ第6節、マンチェスター・ユナイテッド対トッテナムの一戦が10月10日にオールド・トラフォードで行われ、1-1の引き分けに終わりました。73分のブライアン・ムベウモのゴールでユナイテッドが先制しましたが、後半アディショナルタイムにドミニク・ソランケが同点弾。10人のトッテナムが土壇場で勝点1をもぎ取りました。
前半はスコアレス:押し込むスパーズ、決めきれず
前半はトッテナムがボールを握る時間が長く続きました。開始4分にはギャラガーが警告を受ける場面もありましたが、その後も中盤でボールを回してユナイテッド陣内に攻め込みます。
決定機はモハメド・クドゥスに訪れましたが、シュートはゴールのわずか外。前半のボール支配率はユナイテッド39%、トッテナム61%と、数字の上でもスパーズが主導権を握っていました。ユナイテッドはブルーノ・フェルナンデスやクーニャを中心にカウンターをうかがい、互いに無得点のままハーフタイムを迎えました。
後半に動く!ムベウモ先制、ベンタンクール退場の波乱
後半28分(73分)、ついに均衡が破れました。左サイドのクーニャからのパスを受けたムベウモが左足を振り抜き、ゴール右下隅へ。ユナイテッドが待望の先制点を奪いました。
ところが5分後の78分、試合は大きく動きます。トッテナムのベンタンクールがショーへの激しいタックルから小競り合いに発展し、相手への頭突きのような行為で一発退場。数的優位を得たユナイテッドがこのまま逃げ切るかと思われました。
土壇場のソランケ弾!10人スパーズが勝点1死守
しかし10人になったトッテナムが諦めませんでした。後半アディショナルタイムの92分、ペナルティエリア内での混戦からソランケが倒れ込みながらもボールに触れて同点ゴール。オールド・トラフォードは騒然となりました。
試合後、ソランケは「前半は相手を圧倒していた。決めきれなかったが、最後まで戦う姿勢を見せられた」と振り返りました。敗戦濃厚だったスパーズにとって、価値ある勝点1です。
勝点1の重み:低迷する両チームの現実
この引き分けにより、トッテナムは開幕6戦未勝利のまま18位に低迷。勝点はわずか2です。前半の内容を考えれば勝てた試合だっただけに、トーマス・フランク監督への風当たりはさらに強まりそうです。
一方のユナイテッドも、数的優位を生かせず勝点3を逃しました。マイケル・キャリック監督にとって「落とせない」と位置づけられた一戦で、またも勝ちきれなかった現実は重くのしかかります。
なお両チームの前回の対戦は今年2月、同じオールド・トラフォードでユナイテッドが2-0で勝利していました。今回はスパーズが意地を見せ、リベンジを許しませんでした。
まとめ:痛み分けの先にあるもの
劇的な展開で終わった名門対決は、どちらにも勝点1という痛み分けの結果に。内容では上回ったスパーズ、数的優位を生かせなかったユナイテッド。両チームにとって課題の残る一戦となりました。
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