日経トレンディは2026年11月3日、「2026年ヒット商品ベスト30」と「2027年ヒット予測」を発表した。発表会は同日午前10時過ぎから都内で開かれ、2026年を象徴する商品と、来年注目される商品・サービスが紹介された。詳細は11月4日発売の「日経トレンディ 2026年12月号」に掲載される。
【2026年ヒット商品トップ3】
1位に輝いたのは「目印チャーム」だ。カプセルトイから火がついた商品で、お気に入りのマスコットがついたシリコンリングを傘の持ち手などにつける使い方が広がった。推し活グッズとしても使える点が人気を集めたと報じられている。2位は「TikTok Shop」、3位はぷっくりとした立体感が人気を呼んだ「ボンボンドロップシール」だった。
【2026年のキーワードは「ポケット消費」】
2026年のキーワードとして挙げられたのは「ポケット消費」だ。物価高を背景に、支出を抑えながらもコスト効率を重視する傾向が強まったと分析されている。大きな買い物よりも、身近で手の届く範囲の楽しみや工夫にお金を使う消費の姿が、今年のヒット商品にも表れている。
【「今年の顔」と「来年の顔」】
発表会には、「2026年 今年の顔」に選ばれたM!LKの佐野勇斗さんと髙石あかりさん、「2027年 来年の顔」に選ばれた&TEAMのKさんが登壇した。佐野さんは「2027年も『今年の顔』を目指す」と次の目標を語り、Kさんは「個人としてもチームとしても充実した1年になった年に、こういった評価をいただけてうれしい」と喜びを語った。また、「2026年 今年の音」にはM!LKが選ばれ、佐野さんは2023年の「来年の顔」に続いて3冠を達成したことが紹介された。
【会場で紹介された注目の商品】
会場では、ヒット商品として明治の「生のときしっとりミルク」も紹介された。生チョコのようなしっとりとした食感と、常温でも楽しめる手軽さが特徴のチョコレートだ。また、ぷにぷにとした感触が楽しめる「水感スクイーズ」も話題の商品として取り上げられた。
【2027年ヒット予測——1位は「人間証明書」】
2027年のヒット予測では、1位に「人間証明書」が挙げられた。人間であることを証明するサービスとして紹介されている。4位には食べるサボテン「サボベジ」、5位には「カード型ドリンク」が入った。また、AIが週に1人だけお相手を無料で紹介する「スワイプしない婚活」サービス「naco-do ONE」が第16位にランクインしたことも、運営会社から発表されている。2026年8月29日の提供開始から約2カ月でのランクインとなる。
【なぜこのランキングが注目されるのか】
日経トレンディのヒット商品ランキングは、毎年12月号でその年の「ヒット商品」と翌年の「ヒット予測」を掲載する恒例企画だ。売れ行きや新規性、生活スタイルへの影響などを踏まえて選ばれており、年末の消費トレンドを読み解く材料として注目されてきた。今年の結果は、物価高の中でも工夫して楽しむ「ポケット消費」の広がりを象徴している。
【まとめ】
2026年のヒット商品1位は「目印チャーム」、キーワードは「ポケット消費」だった。そして2027年は「人間証明書」を筆頭に、AIや食の新しい形が注目される見通しだ。ランキングの詳細は12月号で確認できるが、今年の消費の傾向と来年の兆しを同時に示す発表となった。
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