わたなべまさこさん死去|97歳、少女漫画のレジェンド

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少女漫画のレジェンド、わたなべまさこさんが2026年10月3日午前0時38分、97歳で亡くなっていたことが分かりました。10月12日、公式Xで発表されると、各メディアが速報で伝え、SNSには多くの読者や漫画家から別れを惜しむ声が寄せられています。生前に残した別れのメッセージには「寂しい時は、私はパリにいるとでも思ってくださいね。またねー」とつづられていました。

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1929年生まれ、1952年に少女漫画家デビュー

わたなべさんは1929年生まれ。1952年に少女漫画家としてデビューし、半世紀以上にわたって第一線で描き続けました。叙情的で華やかな作風で少女漫画の世界を切り開いた第一人者として知られ、代表作『ガラスの城』では1971年に小学館漫画賞を受賞しています。そのほか『聖ロザリンド』『悪女シリーズ』など、世代を超えて読み継がれる数多くの名作を残しました。ドラマチックなストーリー展開と繊細な画風は、後の少女漫画家たちに大きな影響を与え、今なお多くのファンに愛されています。

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女性初の旭日小綬章、91歳で週刊連載開始

その功績は公的にも高く評価され、2002年には日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞。2006年には女性として初めて旭日小綬章を受章しました。さらに2020年には、91歳にしてマンガMeeアプリで『秘密−ひめごと−』の週刊連載を開始し、「最高齢現役漫画家」と呼ばれて話題を呼びました。90代になっても新しい挑戦を続けた姿勢は、多くのクリエイターに勇気を与えました。

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「パリにいる」と思って——代表作とともに偲ぶ

生前の別れのメッセージにあった「パリ」は、わたなべさんの作品世界を象徴する憧れの場所でもありました。ロマンチックな舞台設定は、多くの読者の心に残っています。生前に準備していたというメッセージには、読者への深い愛情が込められています。少女漫画の黎明期から活躍し、多くの読者に夢を与え続けたわたなべさん。葬送の詳細は公表されていません。この機会に『ガラスの城』などの代表作を手に取り、少女漫画の歴史を築いたレジェンドの世界に触れてみてはいかがでしょうか。心よりご冥福をお祈りします。

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