2026年10月10日(土)、セリエA第6節のインテル対パルマがミラノのサン・シーロ(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)で行われ、インテルが3-0で快勝しました。前半だけで3点を奪い、後半は危なげなくゲームを締める完勝です。クリスティアン・キヴ監督率いるインテルは、今季途中から指揮を執るアルベルト・ジラルディーノ監督のパルマを相手に、ホームで力の差を見せつけました。
前半31分までに3得点、試合を決めた怒涛の立ち上がり
試合はキックオフ直後からインテルのペースでした。前半13分、MFペタル・スチッチが先制ゴールを決めると、18分にはハカン・チャルハノールがPKを沈めてリードを2点に広げます。PKはパルマDFディエゴ・カルロスがファウルで与えたものでした。
さらに31分にはエースのマルクス・テュラムが3点目を決め、前半のうちに試合の行方はほぼ決着。主審を務めたのはケヴィン・ボナチーナ氏です。
後半に入るとパルマも反撃を試みましたが、インテルの守備を崩せず。試合を通じてインテルの枠内シュートが6本前後と攻撃を圧倒し、パルマは枠内シュート1本前後に抑えられました。ポゼッションもインテルが約55%を占め、終始主導権を握った完璧な内容でした。
得点シーンを振り返る
- 前半13分 スチッチ(1-0):試合の均衡を破る先制点。早い時間帯のゴールでサン・シーロの雰囲気を一気に高めました。
- 前半18分 チャルハノール(2-0・PK):ディエゴ・カルロスのファウルで得たPKをチャルハノールが確実に沈めました。PKキッカーとしての信頼感は健在です。
- 前半31分 テュラム(3-0):前線のエースが仕上げの一撃。インテル攻撃陣の厚みを象徴するゴールでした。
3つのゴールはすべて前半に生まれました。特に中盤のチャルハノールとスチッチが攻守のバランスを取り、両サイドのディマルコとディウフが高い位置を取れたことが、パルマの守備を大きく崩す要因になりました。インテルは決定機を確実にものにする勝負強さを見せ、パルマ守備陣に付け入る隙を与えませんでした。
両チームのスタメンと注目データ
この日のインテルは3-5-2の布陣。GKはジョゼップ・マルティネス、最終ラインにはバンジャマン・パヴァール、ヤン・ビセック、カルロス・アウグストが並びました。中盤はアンディ・ディウフ、スチッチ、チャルハノール、ヘンリク・ムヒタリアン、フェデリコ・ディマルコ、前線はフランチェスコ・ピオ・エスポジトとテュラムの2トップでした。ニコロ・バレッラやアレッサンドロ・バストーニといった主力をベンチに温存しながらの快勝だった点も見逃せません。
一方のパルマは3-4-2-1。GKエドアルド・コルヴィ、ディエゴ・カルロス、マリアーノ・トロイロ、フランコ・カルボーニの3バックに、エンリコ・デルプラート、ヴァンサン・シエロら中盤、前線にはネスタ・エルフェージュが先発しました。
開幕からのデータを見ると、この試合前までインテルは今季15得点(チーム得点王はラウタロ・マルティネス)と攻撃力を誇る一方、パルマは4得点(同ダヴィド・ロメロ)と得点力に課題を抱えていました。この日の3-0は、その差を如実に表す結果と言えます。
両チームの現状とここから
インテルの直近の戦績を見ると、カリアリ、ナポリ、ウディネーゼを破り、ローマとはドロー、チャンピオンズリーグではレアル・マドリードに敗れるなど、上位争いを続ける堅実な内容。主力温存でも結果を出せたことは、今後の過密日程に向けて心強い材料です。
パルマは開幕から苦戦が続いており、コモ、ユヴェントスに敗れ、モンツァと引き分けるなど勝利から遠ざかっています。ジラルディーノ新監督のもとで建て直しを図る最中ですが、この日の完敗で課題は残ったまま。残留争いを勝ち抜くには、まずは守備の立て直しと決定力の向上が急務です。
なお主力の温存に成功しながらの完勝は、リーグ戦とチャンピオンズリーグを両立する上で大きな収穫と言えます。選手層の厚さが、そのまま首位争いの強さにつながっています。
日本から観るセリエAは、DAZNなどの配信サービスで中継されることが多く、インテルの試合もリアルタイムで追うことができます。試合結果だけでなく、テュラムやチャルハノールといったスター選手のプレーをぜひ映像でも楽しんでみてください。
まとめ|インテルの完勝劇を見逃した方は要チェック
インテルが前半3発でパルマを下したこの一戦は、今季のセリエAを占う上で注目の一試合となりました。次はどちらのチームも連戦が続きます。セリエAの順位争いが気になる方は、次節の結果もぜひチェックしてみてください。記事が役に立ったら、サッカー好きの友人や家族にシェアして、週末のサッカー談義のネタにしてください。
(※試合データはelbotola.com、sportradar等の速報データを基に2026年10月11日時点で確認したものです)

