世界政府の最高権力者である五老星さえも跪く存在――それが「イム様」です。虚の玉座に座るこの人物の正体は、『ONE PIECE』最大の謎の一つとされています。2026年のエルバフ編ではついに本格的に物語の表舞台に登場し、その動向から目が離せません。この記事では、作中で判明している事実と、ファンの間で語られる有力な説を「考察」として明確に区別しながら解説します。

【確定情報】イム様について分かっていること
まずは、作中で明らかになっている事実を整理しましょう。
- 虚の玉座に座る:「誰も座ってはならない」はずの虚の玉座に座り、五老星から謁見を受けています。事実上の「世界の王」と言える存在です。
- 姿はシルエットのみ:性別も年齢も不明。異様に長い頭部(王冠のようにも見える)と、細長い目が特徴的です。
- パンゲア城の「花の部屋」に住む:聖地マリージョアのパンゲア城で、蝶や植物と戯れる姿が描かれています。
- 巨大な麦わら帽子:城の地下の冷凍室に安置された巨大な麦わら帽子のもとを訪れています。
- 4枚の写真:ルフィと黒ひげの手配書を切り裂き、しらほしの写真に剣を突き立てる一方、ビビの写真だけは無事でした。
- 戦闘能力:巨大な人型の姿に変身し、サボを一撃で重傷に追い込むほどの力を見せています。
五老星はイム様を「造物主」と呼ぶ場面もあり、800年前の世界政府創設に関わる存在であることが示唆されています。
【確定情報】世界会議編での衝撃の展開
イム様の存在が大きく動いたのが世界会議編です。アラバスタのコブラ王が、800年前の女王リリィと「Dの意味」について五老星に問い質した際、イム様がついに姿を現しました。
リリィの本名が「ネフェルタリ・D・リリィ」であったと明かされると、イム様はコブラ王を攻撃して致命傷を負わせます。現場を目撃したサボが炎で反撃しますが、イム様はその炎を無効化。さらに巨大な人型の姿に変身し、触手のような攻撃でサボを一撃のもとに重傷に追い込みました。コブラ王はサボを逃がすために身を挺し、命を落としています。
世界会議後には、ベガパンクが開発した兵器の威力を試すため、イム様の命でルルシア王国が地図上から消滅させられました。その圧倒的な権力と戦闘力は、最終章のラスボスにふさわしいものと言えるでしょう。
【考察1】800年前の二十人の王の一人説
最も有力視されている説の一つが、「イム様は800年前に世界政府を創設した二十人の王の一人、ネロナ・イム聖その人である」というものです。作中ではイワンコフがこの可能性に言及しています。
この説の根拠は、オペオペの実の「不老手術」です。不老手術を受けた者は永遠の命を得るとされており、イム様が800年間生き続けている説明がつきます。五老星が「造物主」と呼ぶのも、創設者の一人であれば納得がいきます。ただし、これは作中の登場人物による推測であり、確定情報ではありません。

【考察2】ネフェルタリ・リリィ説
ファンの間で根強く語られているのが、「イム様の正体は800年前のアラバスタの女王、ネフェルタリ・D・リリィではないか」という説です。
根拠として挙げられるのは、イム様がビビの写真だけを無傷で残したこと、そして「イム」という名前を並べ替えると「ムイ」→「リリィ」との関連を指摘する声があることです。また、コブラ王が「Dの意味」とリリィについて尋ねた直後にイム様が姿を現した展開も、この説を後押ししています。とはいえ、こちらもあくまでファンの考察であり、公式に裏付けられたものではありません。
【考察3】「仏(イム)」と悪魔の実の能力者説
「イム」という名前にも注目が集まっています。カタカナの「イム」を一文字にまとめると、漢字の「仏」になるという指摘は有名です。仏教的なモチーフが『ONE PIECE』の世界観とどう結びつくのか、興味深い考察材料です。
また、巨大な人型への変身や触手のような攻撃から、イム様が何らかの悪魔の実の能力者である可能性も指摘されています。その能力の正体はまったくの謎であり、最終章での解明が待たれます。

エルバフ編での動向|物語の核心へ
2026年のエルバフ編では、イム様がついに戦いの中心に登場しています。長らくベールに包まれていた存在が動き出したことで、物語は最終局面へと加速しています。ルフィたちとの対峙が何をもたらすのか、そして正体が明かされる日が来るのか――今後の展開が最大の注目ポイントです。
まとめ|考察を楽しみながら最新話を追おう
イム様の正体は、現時点ではすべてが謎に包まれています。本記事で紹介した3つの説はいずれも「考察」であり、確定情報ではありません。だからこそ、最新話を読みながら自分なりの説を立てるのが『ONE PIECE』の醍醐味です。ぜひ原作を手に取って、あなた自身の考察を深めてみてください!

