トランプ米大統領は16日、ケイティ・ザカリア大統領報道官を解任しました。ザカリア氏は9日にトランプ氏から指名され、12日に職務を始めたばかりで、就任からわずか5日での解任は異例の事態です。米紙ニューヨーク・タイムズや産経新聞、毎日新聞などが伝えました。
弁護士資格の詐称疑惑が浮上
ザカリア氏は指名された際、トランプ氏から「法科大学院を優秀な成績で卒業した弁護士」として紹介されました。しかし米紙ウォールストリート・ジャーナルは14日、ザカリア氏がカリフォルニア州の司法試験に合格しておらず、弁護士資格を持っていないと報じました。ザカリア氏は15日に司法試験の不合格を認めていました。
初会見の対応にも批判の声
13日に行われた初の定例記者会見では、言いよどみやぎこちない姿が目立ち、記者からの挙手が続く中、約15分で会見を打ち切ったことなどから、報道官としての適性を疑問視する声が出ていました。トランプ氏は16日、記者団に対し、ザカリア氏本人に報道官を続けるかどうか再考するよう促したと説明し、「彼女には向いていないかもしれない」と述べました。
中間選挙を前に政権に打撃
来月3日に中間選挙を控える中、トップ広報官の超スピード解任は政権への打撃となるとみられます。トランプ第1次政権でも広報担当者の短命交代が相次ぎましたが、今回は在任5日という歴代最短記録を更新しました。米FOXニュースによると、トランプ氏は後任の指名を急ぐ考えはないと話しているということです。
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