大型で非常に強い台風30号は23日、与那国島の南を北上しました。24日にかけて非常に強い勢力で先島諸島にかなり接近し、九州北部には26日に最接近する見込みです。九州に上陸すれば今年初めてとなります。西日本新聞などが23日に伝えました。
台風接近前から警報級の大雨の恐れ
台風の北上に伴い、前線が九州北部付近や対馬海峡付近に北上する見込みです。台風と太平洋高気圧の周辺から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるため、台風が接近する前から警報級の大雨となる恐れがあります。九州北部の24時間雨量は多い所で、24日夕までに250ミリ、25日夕までに200ミリ、26日夕までに200ミリが予想されています。線状降水帯が発生すれば、局地的にさらに雨量が増え、災害発生のリスクが急激に高まるとされています。
福岡・北九州・久留米・うきはの市立学校が臨時休校
台風の接近を受け、福岡市教育委員会は23日、26日に市立の小中学校や特別支援学校、高校の全232校を臨時休校にすると発表しました。放課後児童クラブも終日閉室となります。北九州市教育委員会も23日、市立の全198校を臨時休校にすると決定し、25日と26日の部活動は全面中止、25日に運動会を予定していた小学校6校は延期します。久留米市やうきは市、春日市でも市立学校の臨時休校が決まっています。福岡市と北九州市はいずれも27日は通常通り授業を行う予定です。
大潮と重なり浸水・冠水の恐れも
気象台と国土交通省九州地方整備局は23日、合同記者会見を開き「アンダーパスで水位が急上昇する可能性もある。浸水の心配がある場合は車移動を控えてほしい」と呼びかけました。26日前後は大潮の時期と重なるため、台風による気圧の変化や強風によって、沿岸や河口付近の低い土地では浸水や冠水の恐れもあります。最新の気象情報を確認し、早めの備えを心がけるよう呼びかけています。
▼関連記事: 台風30号のこれまでの経過については「大型で強い台風30号、先島諸島に24日にかけ最接近 宮古島・八重山で線状降水帯の恐れ」、「猛烈な台風30号、沖縄接近へ 週末は九州を中心に警報級の大雨のおそれ」をご覧ください。

