アイリスオーヤマ、最大約770万人分の個人情報漏えいか——公式通販「アイリスプラザ」が不正アクセス被害

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生活用品大手アイリスオーヤマは11月5日、公式通販サイト「アイリスプラザ」が不正アクセスを受け、最大で約770万人分の顧客の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。氏名や住所、電話番号などが含まれ、クレジットカード情報は含まれていないという。相次ぐ大規模な情報流出のなかでも、対象の規模はとりわけ大きい。何が起きたのか、対象者はどうすればいいのかを整理する。

生活用品が並ぶ倉庫の棚

何が起きたのか——10月28日に不審なファイルを発見

アイリスプラザを運営するアイリスプラザ(グループ会社)によると、10月28日に利用していた外部クラウドサービスで不審なファイルが見つかった。アイリスプラザと関連システムを停止して調査した結果、第三者による不正アクセスが確認された。その後の調査で、外部クラウドサービスに保管されていたデータが外部に漏えいした可能性があることが判明した。実際の漏えい件数や影響を受けた人数は、現在も調査中だ。

漏えいした可能性がある情報——会員約580万人、非会員約190万人

漏えいの可能性があるのは、会員データ約580万人分と、会員登録をせずに商品を購入した人やキャンペーン応募者などの非会員データ約190万人分を合わせた、およそ770万人分だ。2001年5月以降に登録された顧客が対象になるという。含まれる情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレスのほか、会員については生年月日や性別、パスワードなども含まれる。一方、クレジットカード情報は今回不正アクセスを受けたクラウドサービスには保存されておらず、影響は確認されていないとしている。現時点で、漏えいした情報の不正利用や金銭被害の報告は確認されていない。

スマートフォンに表示されたデータセキュリティの警告

対象者はどうすればいいのか——個別連絡と不審な連絡への注意

アイリスプラザは今後、情報漏えいの可能性がある顧客に対して順次、個別にメールで連絡するとしている。アイリスグループは「当社からパスワードや暗証番号など重要な情報を聞き出すことはない」として、心当たりのないメールや不審な電話に対応しないよう注意を呼びかけている。会員は、ほかのサービスと同じパスワードを使い回している場合は変更を検討するなど、念のための対策が望ましい。アイリスプラザは、原因の特定と再発防止策が講じられるまでサービスを停止する。

相次ぐ情報流出——MUJI、ドコモ、SMBCでも

アイリスオーヤマの発表の前後にも、個人情報の流出が相次いでいる。無印良品を展開する良品計画ではMUJIカードの情報流出が明らかになり、NTTドコモでも最大約30万件の顧客情報の流出と通信障害が発生した。三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBCコンシューマーファイナンスでも、最大約32万人分の情報が漏えいしたと発表された。外部クラウドサービスや委託先を狙った不正アクセスが続いており、企業の情報管理のあり方が問われている。

まとめ

アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」で不正アクセスがあり、最大約770万人分の個人情報が漏えいした可能性がある。クレジットカード情報は含まれていないが、氏名や住所、電話番号などが対象になる。対象者には順次メールで連絡される予定で、不審な連絡には注意が必要だ。サイトは原因究明と再発防止策まで停止が続く。

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出典:日本経済新聞、産経新聞、FNN、沖縄タイムスの報道をもとに編集部が解説。

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