警視庁と警察庁のサイバー特別捜査部は、投資詐欺でだまし取った金を仮想通貨に変えてマネーロンダリングした疑いで、会社社長ら6人を逮捕しました。2024年2〜3月に約9,100万円(約58万ドル)が処理され、被害者は15都道府県の約30人に上るとみられています。(時事通信、TBSなど)

手口|法人銀行口座→BTC→海外→USDT
捜査関係者によると、グループは次のような手口で資金を洗浄していたとみられています。
- SNS型の投資詐欺で集めた金を、人材派遣会社の法人銀行口座に入金
- 資金をビットコイン(BTC)に交換
- 海外を経由してテザー(USDT)に替え、詐欺グループに送金
グループは手数料として約1%を受け取っていたとされています。逮捕容疑は2024年2月16日の約440万円の入金に関するもので、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)の疑いが持たれています。
逮捕の経緯|時事通信が10月8日に報道
逮捕された6人の中には、大阪府泉佐野市に拠点を置く人材派遣会社ウェザーの社長・田中啓介容疑者や、仲介役とされる渋谷祐介容疑者が含まれています。
なお、約9,100万円という金額は捜査段階の推計であり、裁判で確定した被害総額ではありません。警察は、法人銀行口座を経由したすべての送金が犯罪によるものだったかも含め、捜査を続けています。

投資詐欺から身を守るには
SNSやマッチングアプリで知り合った相手から投資を持ちかけられる手口が増えています。次の点に注意しましょう。
- 「必ずもうかる」「元本保証」といった話は詐欺を疑う
- 面識のない相手の指示で送金しない
- 相手から「誰にも言うな」と言われたら要注意
- 少しでもおかしいと感じたら、警察相談専用電話「#9110」に相談する
一度送金したお金を取り戻すのは極めて困難です。「うまい話」ほど、まず疑ってかかる姿勢が大切です。

まとめ
投資詐欺の被害金約9,100万円を仮想通貨で洗浄した疑いで6人が逮捕されました。法人銀行口座を使った巧妙な手口で、被害は15都道府県に広がっています。SNSでの投資話には十分注意し、怪しいと感じたら#9110に相談しましょう。家族や友人ともこの手口を共有して、被害を防ぎましょう。

