人気YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン、37)が10月12日、自身のYouTubeチャンネル「HikakinTV」を更新し、肺炎で入院していたことを明かしました。動画「肺炎で入院してました」のなかで、すでに退院して自宅に戻ったことを報告するとともに、インフルエンザから肺炎へと悪化した経緯を語っています。動画は退院直後に撮影され、解熱後の期間を経て仕事に復帰してから公開したことが説明されています。(サンスポ、HikakinTV)

発端は娘のインフルエンザA型
発端は、娘がインフルエンザA型にかかったことでした。看病を続けるなかでHIKAKIN本人と妻にも感染しましたが、娘と妻はすぐに回復。一方でHIKAKINだけが重症化の一途をたどることになりました。処方された薬を服用していたものの、熱は39度から40度台へと上昇していきました。
この時期、都内ではインフルエンザの流行が例年より早く拡大していたと報じられています。厚生労働省も毎週、全国のインフルエンザ発生状況を公表しており、流行期には手洗いやマスクなどの基本的な対策が呼びかけられています。
39度台のまま大会に出場、睡眠は2時間
ちょうどそのタイミングで、人気ゲーム「Apex Legends」のオンライン大会「CRカップ」(10月4日本番)と重なってしまいました。HIKAKINはHey! Say! JUMPの山田涼介さんらとチームを組んで出場。「絶対に穴を開けたくなかった」という思いから、解熱剤を飲みながら連日約7時間に及ぶプレイを続けました。自宅から参加できるオンライン大会だったことも、強行の判断につながったといいます。
大会は見事優勝を果たしましたが、ここで休むどころか、そのまま朝まで動画編集の作業を続行。睡眠時間はわずか約2時間でした。本人はこの判断を「それがとどめでした」と振り返り、「薬を飲んですぐに寝ればよかった」と深く反省しています。

40.3度と呼吸苦で救急搬送、肺炎と診断
発熱から5日目の夜、今度は息苦しさが出始め、体温は過去最高の40.3度に達しました。危機感を抱いたHIKAKINはスマートフォンで症状を検索。検索結果に表示されたAIの回答が肺炎などの合併症の可能性に触れ、速やかな受診を促していたことから、病院へ行く決断をしたといいます。
時刻は深夜0時過ぎ。近所の夜間対応の病院に5件電話をかけましたが、いずれも受診は難しいとの返答でした。6件目の病院も受け入れはできませんでしたが、症状を聞いた医師から救急車の要請を勧められました。立てるし歩けるのに救急車を呼んでいいのかとためらいながらも、呼吸の苦しさが増したため要請に踏み切ったといいます。
救急隊が測定した血中酸素飽和度は約92%で、健康な人の標準値とされる96〜99%を下回っていました。搬送先の病院でCTとレントゲンの検査を受けると、肺に影が見つかり肺炎と診断され、その場で入院が決まりました。点滴などの治療を受けると、1日足らずで熱が下がっていったといいます。
「無理してもいいことなんて1つもない」
今回の体験を経てHIKAKINは、「無理してもいいことなんて1つもありません。僕が証明しました」と強調しました。熱が下がらないなどの異変を感じたら無理をせず、早めに受診するよう呼びかけています。
また、動画の概要欄では、体調の急変に迷ったときの相談先として「#7119(救急安心センター)」と「#8000(子ども医療電話相談)」を紹介しています。#7119は総務省消防庁が運用する仕組みで、救急車を呼ぶべきか病院を受診すべきか迷ったときに医師や看護師らに電話で相談できます。#8000は休日や夜間に子どもの症状への対応に迷った保護者が小児科医らに相談できる全国共通の窓口です。いずれも事前に番号を控えておくと、いざというときに役立ちます。

まとめ
HIKAKINはインフルエンザから肺炎へと悪化し、40.3度の発熱と呼吸苦で救急搬送され入院しましたが、治療により回復し退院しています。高熱のまま大会に出場し、睡眠2時間で編集作業を続けた無理が重なった経緯を自ら明かし、「無理してもいいことなんて1つもない」と呼びかけました。発熱が長引く、呼吸が苦しいといった異変を感じたら、我慢せず#7119などの相談窓口や医療機関を早めに利用しましょう。この記事が役に立ったらシェアして、無理をしがちな家族や友人にも伝えてあげてください。

