読売ジャイアンツの橋上秀樹監督代行(60)の退任が濃厚であることが11日、分かりました。13日には都内の読売新聞東京本社を訪れ、山口寿一オーナーに今季の戦いを報告しています。来季の新監督人事が本格化する見通しで、報道ではOBの高橋由伸氏(51)の再登板が最有力とされています。(日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポニチ、サンスポ)

橋上体制の激動の半年
橋上監督代行は、阿部慎之助前監督(47)のシーズン途中の辞任を受け、オフェンスチーフコーチから5月26日に昇格して指揮を執ってきました。デイリースポーツによると、阿部前監督は5月25日の逮捕を受け、26日に辞任を申し入れています。6月15日には不起訴処分となっていたことも報じられています。
橋上監督代行のもと、巨人はレギュラーシーズン143試合で76勝64敗3分けとし、阪神と2.5ゲーム差の2位に入りました。橋上監督代行が指揮を執った97試合に限れば52勝42敗3分けで、絶対的レギュラー不在のなかでも柔軟なオーダー編成で終盤まで優勝争いを演じました(スポニチ)。「監督空位」のまま監督代行が指揮を執るのは球団史上初めてのことでした。最終戦まで優勝争いを演じましたが、クライマックスシリーズのファーストステージではDeNAに2連敗し、10月11日に敗退が決まりました。第2戦は東京ドームで1-4と、再三の得点機で決定打を欠く今季を象徴する展開でした。橋上監督代行は試合後、「私自身のかじ取りというものがうまくいかなかった。それに尽きる」と責任を背負う言葉を残しています。
13日にオーナーへ報告、今後は「まとまってない」
橋上監督代行は13日、読売新聞東京本社で山口オーナーと面会し、今季の報告を行いました。オーナーからは「いろいろあった中でしたが最終的に最後残念でしたけども、最後までやっていただいて、ありがとうございました」と声をかけられたといいます。
注目される今後については「今の時点では特に話はしていない。まだ終わったばかりですから、特に希望というのがあまり考えていないというか、まとまっていないというか、そんな感じ」と語り、去就は未定であることを明かしました。他球団からのオファーについては「来ていない」と話しています。

後任候補|確定情報と報道・うわさを分けて整理
まず確定しているのは、橋上監督代行の退任が濃厚であることと、後任人事がこれから本格化するという点です。誰が次期監督になるかは、現時点で球団から正式発表されていません。以下は各メディアが報じている候補者情報で、いずれも報道・うわさの段階であることにご注意ください。
デイリースポーツは13日、来季の指揮官について「高橋由伸氏の再登板が最有力となっている」と報じています。高橋氏は2016年から3シーズンにわたって巨人の監督を務め、順位は2位、4位、3位でした。クライマックスシリーズで敗退し日本シリーズ出場はなりませんでしたが、若手だった岡本和真選手や吉川尚輝選手らを辛抱強く起用し続け、主軸へと育て上げた手腕が評価されています。2018年10月24日の退任会見では、山口オーナーが「再び監督としてユニホームを着てもらいたいというのが私の願い」と語っていました。
そのほか、日刊スポーツやスポニチ、サンスポは候補として、OBの松井秀喜氏(52)や、川相昌弘ディフェンスチーフコーチ(62)の名前も挙げています。チーム内には指導歴の豊富な人材がおり、橋上体制からのスムーズな移行を重視するなら内部昇格の選択肢もあるとみられています。
阿部前監督の球団復帰プランも
サンスポは12日、阿部前監督が球団に復帰するプランが進んでいることも報じています。フロント入りを基本線に、役職は今後決めるとされています。山口オーナーは9月16日、報道陣に対して阿部氏と球団との関わりが生まれる可能性を否定しなかったと伝えられています。
来季は3季ぶりのリーグ制覇、さらに15年ぶりの日本一奪還が目標となります。新体制の発足とともに、巨人の来季に向けた戦いが始まります。

まとめ
巨人の橋上秀樹監督代行の退任が濃厚となり、13日に山口オーナーへの報告を終えました。後任人事はこれから本格化し、報道では高橋由伸氏の再登板が最有力とされていますが、正式発表はまだありません。松井秀喜氏や川相昌弘コーチの名前も候補に挙がっています。確定情報と報道・うわさを区別しながら、今後の発表に注目しましょう。続報が出たらこの記事をシェアして、野球ファンの友人とも情報を共有してください。

