米国産ジャガイモの輸入解禁協議を巡り、国民民主党や立憲民主党などの野党議員が22日、武部新・農林水産相と面会し、病害虫の侵入を防ぐ措置を徹底し、安全性が確保できない限り輸入解禁を行わないよう求めました。アメリカが全面的な輸入解禁を求めている生のジャガイモを巡っては、国内の生産者からも懸念の声が上がっています。(共同通信、TBS NEWS DIG、NHK)
「勇み足で進むのでは」との懸念
国民民主党の舟山康江参院議員は「米国の圧力が強まる中、勇み足で進むのではないかとの懸念の声も聞こえる。慎重な検討をしてほしい」と訴えました。要請は国民民主党と立憲民主党がそれぞれ実施したほか、民主改革の会と中道改革連合も合同で申し入れを行いました。要請書では、輸入に頼らず需要を賄えるよう、国内の生産基盤の強化なども訴えています。(共同通信、サンスポ)
武部農水相「しっかりと米国と対峙していきたい」
武部氏は「生産者から懸念と心配の声が上がっているのはよく承知している。(要請を)しっかりと受け止めてこれからの交渉に入っていきたい」と応じました。また「しっかりと科学的根拠に基づいて、我が国に悪影響を及ぼすおそれがある病害虫の侵入を防ぐという観点で、しっかり米国と対峙していきたい」と述べています。議員らは安全性が確認されない限り輸入を解禁しないことや、協議に関する情報開示などを求めました。(TBS NEWS DIG、共同通信)
武部氏を巡る報道も、野党は説明責任を要求
一方、武部農水大臣をめぐっては献金問題など公職選挙法違反の可能性を指摘する一部報道があります。面会後の取材で武部大臣の問題について問われた立憲民主党の徳永参院議員は「厳しい状況の中で、議論をしていくのに大臣としてふさわしいのかどうかということも考えていかなければいけない」と話したうえで、説明責任を果たすよう求める考えを示しました。(TBS NEWS DIG)
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