ソニーは11月6日、USB Type-C接続の有線ヘッドホン「MDR-3R」を発表した。1979年に発売された初代ウォークマン「TPS-L2」に付属していたヘッドホン「MDR-3」のデザインを受け継ぎ、現代向けに作り直した復刻モデルだ。日本での発売は11月20日で、ソニーストア販売価格は7,700円(税込)。11月6日から先行予約の受付も始まった。昭和レトロなデザインと、Netflixの人気ドラマ「ストレンジャー・シングス」とのコラボモデルも話題になっている。

47年前のデザインを現代に——MDR-3Rとは
MDR-3Rは、初代ウォークマンとともに登場したヘッドホン「MDR-3」をベースにしている。当時の形状や本体のソニーロゴ、音を通すサウンドホールなど、オリジナルの意匠を再現したという。大きく変わったのは接続方法だ。オリジナルはステレオミニ端子だったが、MDR-3RはUSB Type-C接続になった。USB-C端子の中にはUSB-DACが内蔵されており、USB Audio Class 1.0に対応する。インラインリモコンと通話用マイクも備えている。
音と軽さ——23mmドライバーと38g
音の心臓部であるドライバーユニットは、MDR-3と同じ23mmを採用し、オリジナルに近い音を再現している。重さは38gで、ソニーによるとヘッドホンの中で最も軽いモデルだという(2026年11月時点)。充電やBluetoothのペアリング、ファームウェアの更新は不要で、つなぐだけですぐに使える。海外メディアのハンズオンレビューでは、軽くて一日中快適に使え、ボーカルがクリアに聞こえると評価されている。一方で、オープン型のフォームパッドのため音漏れがあり、街の騒音も入りやすいという指摘もある。

価格と発売日——日本は11月20日発売、7,700円
日本では11月20日に発売され、ソニーストア販売価格は7,700円(税込)で、11月6日から先行予約を受け付けている。予想実売価格は税込8,000円前後と報じられている。同時に、Netflixのドラマ「ストレンジャー・シングス」とのコラボモデル「MDR-3R ストレンジャー・シングスエディション」も発表された。こちらも11月20日発売で、ソニーストア販売価格は9,900円(税込)だ。海外では標準モデルが59.99ドル(約9,500円)、コラボモデルが79.99ドルで販売される。なお、ソニーは「MDR-3R」のウォークマンでの使用は推奨していないとしている。
なぜ今、昭和レトロなのか——好決算のソニーの勢い
ソニーは前日5日にも、7〜9月期の営業利益が前年同期比45%増の6,223億円と過去最高を更新した好決算を発表しており、ゲームと映画の好調が業績をけん引している。MDR-3Rの復刻は、そうしたソニーの勢いのなかで、ウォークマンという原点に立ち返る製品ともいえる。昭和レトロやノスタルジーへの人気が高まるなか、47年前のデザインが現代のUSB-Cでよみがえるという組み合わせが、幅広い世代の関心を集めている。
まとめ
ソニーが初代ウォークマンのヘッドホン「MDR-3」を復刻したUSB-C有線ヘッドホン「MDR-3R」を発表した。日本では11月20日に発売され、価格は7,700円(税込)。23mmドライバーと38gの軽さ、ストレンジャー・シングスとのコラボモデルも用意されている。懐かしさと現代の使いやすさを両立した一台として、発売後の反響が注目される。
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出典:ソニー公式発表、Business Insider Japan、kunkoku.jpの報道をもとに編集部が解説。

