グループのリーダーとみられる男ら4人を再逮捕
福岡県警は20日、カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、「かけ子」グループのリーダーとみられる住所不定・無職の大井拓実容疑者(31)ら男女4人を詐欺の疑いで再逮捕しました(中日新聞・共同通信)。新たに再逮捕されたのは、大井容疑者のほか、岡田翔容疑者(28)、大井里穂容疑者(28)、作次ゆう容疑者(31)の3人です。 再逮捕容疑は、2025年12月から2026年1月にかけて、警察官を装って被害者に電話をかけ、20代から30代の3人から現金をだまし取った疑いです。県警によると、同じ偽名や手口の被害届は16都府県で38件に上り、総額約1億5千万円の被害が確認されています。カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループの摘発は、国内外で相次いでいます。
同日、別件では「トー横」出入りの女性2人を送り込んだ男も再逮捕
同じ20日、警視庁も別の事件で、指定暴力団住吉会系組員の山尾輝斗容疑者(26)を詐欺の疑いで再逮捕しました。7回目の逮捕となります(東京新聞・朝日新聞)。山尾容疑者は、東京・歌舞伎町の「トー横」に出入りしていた20代の女性2人をカンボジアの詐欺拠点に送り込んだ疑いが持たれています。
塀で囲まれた詐欺拠点、「週6日ノルマ付き」で電話をかけていた
朝日新聞によると、女性2人は詐欺の仕事とは知らされずにカンボジアへ渡航し、西部ポイペトの詐欺拠点で「かけ子」として週6日ノルマ付きで電話をかけていたといいます。拠点は高さ約3メートルの塀で囲まれ、内部には飲食店やコンビニ、病院まで備わっていたとみられています。女性2人はその後マレーシアに移った際に逃げ出し、現地の日本大使館に駆け込んだことが、事件発覚のきっかけになりました。海外拠点型の特殊詐欺は近年急増しており、被害防止と被害者の救出に向けた国際連携の強化が求められています。
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